分からないから書くブログ

看護学生見聞録

「誰と話しているんだ?」



以前、映画の会に行くのを忘れていて
見逃していたモリエールの映画をみた。

 

ここで、ある女性が、
夫をテーブルの下にかくして
モリエールと会話する場面があるのだが、
女性が話すのをきいて、
「誰と話しているんだ?」
モリエールがいう場面がとても印象に残った。

 

その場でふたりきりで対面しているのに
彼女の声が自分に向ってないってのが
モリエールにはすぐ分かったわけ。

 

これをきいて思い出したのが
患者家族。

 

リハビリ中に血栓とんでえらいこっちゃな状態で
リザーバーマスクをつけて、
下向いてフーフーいってるのに、
大きな声で、「これもいい思い出になるから」とか
励ましてるのはわかるんだけど、
なんだかよくわかんないことを大声で繰り返し繰り返しいう子ども(40代?)

 

親をはげましてんのか、
毎日見舞ってる自分をアピールしてんのか、
まさに悲劇の中の喜劇な人がいる。

 

子どもが帰ってから、患者さんのそばにいくと
ぐったりしてるのにメガネかけっぱなし。
はずしてあげなよー。
ちょっと姿勢をととのえたりして失礼する。

 

何か反応してあげなきゃいかんのかなーと思うこともある。
患者さんに害がありそうな場合は声をかける。
家族のありえない姿に妻は案外取り乱すようにはみえないけど
夫はお手上げ状態の人が少なくない。
ベッド上でもうろうとしている妻をなじったり、
夕飯が弁当ばっかとこれまた妻を責めたり(自分の飯くらい自分で作れw)

 

私は核家族で育ったため、
祖父母とまともに話をしたことがなく、遠い存在だ。
いまの人たちはどうなんだろう。
運動会に行くと祖父母4人が集まったりするらしい。
案外私のころよりもじじばばが身近だったりするんだろう。
看取りなんかにも子どもは参加しているのだろうか。

 

家族が年をとるとは
病気をするとはどんな状況になるのか、
事前学習が必要だよな~

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