I,Daniel Blake
ケンローチ作品は英語が聞き取れない、
みんなわめいてる、みたいな印象が強いんですが、
この作品もオープニングのところでもう何言ってるかききとれない。
ってかダニエルと認定人の会話がかみ合ってないのがすごい。
ここまでして、福祉の金を削らんと意見のかーと思いました。
病気でドクターストップかかってる人に
週36時間、就職活動させる。
申請書はネットから(PCが使えない人はここで終わり)
使えたと思ったら、入力するのに時間制限があったり。
どんだけトラップ用意するんだとびっくりです。
結局ダニエルはとなりの住人にたすけられる。
地元もそうだけど図書館でPC使えるって素晴らしいと思ったけど
これ、案外知らない人多いと思うんだよね。
図書館すら近所にない人は多いはず。
しかし仕事もできんし、給付金も十分もらえないから
家具売ったりホームレス寸前。
日本でもそうですが、選挙の金は600億でもポンとでるのに、
生活保護のよくきくあれ、なんなんでしょうか。
国と地方では違うのか。
今日か昨日か朝日の人欄にでてた水島治郎さんの本を借りてきました。
ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)
- 作者: 水島治郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/12/19
- メディア: 新書
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この映画みて、尊厳ってなんだ、みたいなことを考えました。
私の職場の病院に限りますけど、
尊厳、ふみにじりまくってるような気がしないでもない。
そもそも6人部屋という療養環境っていったい…とかね。
ケアにしろ、患者さんとの関係というのは
病院においてはホームだし、
めっちゃこっちの都合押し付けてるなーと思います。
こっちも余裕ないからキーキーなってるし!
あと家に帰ったほうがいいんじゃないかなと思うけど
病院のほうがいいという人がいて
それはほかのサービスをしらんからんじゃないかと
思ったりもするんだけど
これもまた前後の退院支援の人出が足りてないから、
もう何週間もいるのにこれから認定受けるの?みたいなこともよくある。
急性期じゃないなー。
1/3は介護療養病棟ってか介護療養ベッド的です。
これも福祉なのか。
うーなんなんだろう。
ケアマネとか社会福祉士のテキストを見てみたいなと思った。