11月は仕事のたびに患者さんがなくなっている。
先輩たちに呼吸を見ておいでといわれたのでいこうとしたら
受け持ちの先輩がもう止まってるよと・・・
みにいくと、下顎呼吸…
さっきは止まってたよと先輩。
酸素マスクで10L。
むくんだ顔が悲しい。
「家族がくるまでがんばってー」と体をさする。
詰め所にもどるとしばらくして
こんどはモニターの心拍のところがまっすぐの間隔がのびてきた。
行ってみると呼吸はとまっていて、
皮膚が蝋人形みたいな感じになっていた。
先輩たちは早めに家族に連絡していたけど
最期には間に合いませんでした。
生まれる時もひとり、
死ぬ時もひとり、ということでしょうか。
病棟は夕食どきだったので、
ICUか救急外来から
エンゼルケアにはいっていただきました。
しかし霊安室の場所が悲しい。
はじめていったけど、荷物置き場みたいな地下なんですよね。
背もたれに穴が開いたパイプ椅子とかちょっと…
旅客機と同じだ。
なくなると荷物扱いみたいな。
なんか悲しいなあ、こういうの。
前の施設だと、部屋で葬儀屋さん待って
玄関でお見送りしてたので、
家族も個室にあつまって時間過ごせるし
悪い印象はなかった。
病院はいやだー