そりゃ抜きたくなるし、刺したくなると思うよ
抗がん剤の物品の取り扱いについて
院内の講習を受けた。
この講習を受けないと病棟で実施できませんというものだ。
でも講習を受けてもインシデントが起こるのよと
講師の主任さんがいっていた。
最初にガイドラインができるまでの話をきいたけど
薬剤師向けのものがでてきたのが
なんと21世紀になってからで、
3つの学会のガイドラインができたのが2015年て。
それまでは「こわいねこわいね」といいながら病棟でミキシングしてたそうです。
なんちゅうこっちゃ。
- 作者: 一般社団法人 日本がん看護学会,公益社団法人 日本臨床腫瘍学会,一般社団法人 日本臨床腫瘍薬学会
- 出版社/メーカー: 金原出版
- 発売日: 2015/07/21
- メディア: 単行本
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薬剤部でミキシングされて病棟に届けられる抗がん剤なんだけど
輸液ボトルに刺さっているコネクタ?
インシデントが起きているのはここだそう。
揮発性の薬剤でもOKという閉鎖式のものなんだけど、
それが2種類。
ほか側管からいくシリンジにくっついてくるやつ。
素人の私からすると、
最初からこんなものが刺さっていれば、
抜きたくなるし、
普段さしてるほうにさしたくなるよねと
看護師をせめるより、
こんな紛らわしいコネクタにするほうが間違いなんじゃ・・・
と思われました。
ゴム栓を完全にカバーしとけばそこに刺そうとするひとはいないだろうし
調剤の栓ならそれを喚起するよな表示が必要と思いました。
ま、そこを突破しても
輸液セットのさし方が不十分だったりして
抗がん剤がたれたり、
ボトルが使えなくなったりすると、
大変という話をききました。
私のチームは主に脳外で化学療法の患者さんはめったにこないので
抗がん剤もめったに扱いません。
2年目になって患者さんは1人…抗がん剤投与の日、
私はいなかったという…
隣のチームは割と多いです。
主任さんはたまにやると忘れるのよ。
あれ?と思ったままやろうとしないように。
あれ?と思ったらまわりにきくように、といわれました。
気を付けます!
この前のセミナーの時につい買ってしまいました。
ほんとはじめの一歩状態なんで。
1年生はできないね、でやらせてもらいないまま
2年目も半分経過。