分からないから書くブログ

新米看護師忘備録

夜勤明けに思うこといろいろ



転院してきた患者さんの鼠径部に糸みたいな線がくっついていたのだが、

なんとそれはCVであった。

フィルムでカバーしたのは先輩で、

来た時はなにもカバーされてなかったそうな。

入院の時点でCVをいれてすでに5か月がたっている。

輸液ポンプが鳴るのでみにいったら先輩もいて

「CVなのにCVらしからぬ落ち方してるよ」

といわれてフラッシュしたくらいだ。

数日前から熱があがったりさがったりしていて

先生が熱の原因がCVかいくつかある疾患のほうかわからないから

CV抜いちゃおうといいだした。

先生「末梢とれるか?」

足はロウみたいに真っ白で血管らしきものがみえない

腕も細い。やせてるから体温計しっかり挟まないとおっこちちゃうレベル。

血管は入れてもすぐもれるんじゃないかな的なものしかみえないけど

先輩がいれた(私は夜勤明け~)

家族は積極的な治療を望んでないけど、

だからってほっとくことはできないでしょう@病院

なぜ病院にきたー(なぜ療養病棟にいれたー)

 

ほかにもがん以外の末期でバリバリ認知で寝たきりの人がいる

来た時は無反応で大丈夫かって感じだったけど

ご飯食べれるようになって

かんたんなやりとりができるようになった人もいる。

でも次の行先も病院だから、どーなるかなー。

 

同じ夜勤明け、通りがかりに目が合った患者さんから、

「何か声かけて!」

といわれた。

そうだそうだ、人とのかかわりがないと、

いくらご飯食べてトイレの世話しても

人間的にこわれていくような気がする。

 

あっというまに”認知症患者(にされてしまう)”の出来上がり。

みよりのない80代の女性、

入院したときはちゃきちゃきしてた印象だったが

無表情になってる。

ってかリハビリ病院に転院するんじゃなかったの?

なんでまだいるの?

 

そうならないよう私たちがいるはずなのに

体温はかってまわってるだけで終わってる気がする。

清拭の時ももくもくとやってるしな。

(そうしないと午前中清拭、点滴、検温が昼までにおわらない)

 

私たちが忙しそうにしてるのは

いったいなんなのかなーとふと思う。

どっちかっていうと

患者さんにかまって忙しくしてるんじゃない。

 

そうそうシステムがかわって

慣れてないのもあるかもしれないけど

書類なんかサインもらうのにも

えらい手間がかかるようになった(救急できた予定外の人)。

これまでは書類のセットを渡して書いてもらってたのが

いちいちPCからプリントアウトして、

かいてもらって、

スキャンしてってオイ!

なんでそこ紙ベースの発想なんだと。

考えたやつ出てこい!

 

ipad渡して入力してもらったら?

献血の受付みたいな

自筆にこだわることはないけど

そこ残したいなら

最後に電子の鉛筆でサインしてもらえばいい。

 

看護計画もテンプレートからえらぶんだけど

なぜかメジャーなはずの大腸癌系の看護問題がない。

「大腸」で検索してもない。

フリーで看護計画作れない。

 

 

こんど勉強会があるから副看護部長にいろいろきいてみたい。

(ヒラはこわいものなし!wwwwww)